当院独自の検査と診断について
噛み合わせは、口の中だけの問題ではありません。頭痛や高血圧、腰痛など「不定愁訴」と呼ばれるからだの不調を引き起こす原因にもなっています。
もし噛み合わせをチェックするときに、一見綺麗に噛み合っている歯であっても、からだの不調を起こしている事がよくあります。
そのため、噛み合わせ不良の診断と治療専門の歯科である当院では、
- 不定愁訴を起こす咬み合わせ不良があるだろうか
- 普段の生活や環境等に咬み合わせに影響する要因がないだろうか
- 筋肉の使いグセはどうだろうか
- 姿勢の傾向はどうだろうか
といった他院では行わない細かい咬み合わせとからだ全体との検査を行うことで、患者さんにとって本当に最適な噛み合わせを見つけることができるのです。初回にご記入いただく問診票はかなり項目を設けているため記入は大変ですが、ぜひこの機会にご自身のからだについて、今一度見直してみましょう。
主な検査方法
全身のチェック・視診・触診
当院ではお口のなかだけでなく、患者さんが痛みや辛さを感じる部分も徹底的に診査。立位や寝た状態等でも身体のバランスをチェックします。その後はお口のなかや頭頸部の筋肉、顎関節の状態を丁寧に視診・触診して、どの部分の噛み合わせや義歯などの状態が身体のどの部分に影響を与えているのかを細かく確認していきます。
O-リングテスト(筋力テスト・キネシオロジー)
筋肉は、からだに良い刺激があると力が入り、嫌な刺激が入ると力が弱くなります。この反応を応用して、どの部分が良くないかを判断していく筋力テストがアプライドキネシオロジー応用の「O-リングテスト」です。
当院では噛み合わせの検査の際に、O-リングテストを使う事もあります。例えばカチカチと噛んだ後、噛み合わせが悪いと指の筋肉が緩むことに。このような指の筋力の低下を起こす反応に注意することで、正しい噛み合わせをつきとめていきます。
最近は一見、Oリングテストは使っていませんが、Oリングテストを院長自身で検査したり、指を引く方法以外の筋力テストを使ったりで、筋力テストを行っていると気付かない事もありますが診査を確認する為に先んじて検査し、問題項目を検査していることも増えています。