院長ごあいさつ
偏頭痛や肩こり・不眠など、「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と呼ばれる症状は原因が一つではありません。そのため専門医にかかっても原因が分からず、あちこちの医院を転々として困っている患者さんは少なくないのですが、実は「原因が噛み合わせにあるかもしれない」ということに気づかれる方も、また少ないのです。
私は西片の町で2002年、噛み合わせ治療の専門歯科として「グリーン歯科医院」を開業しました。当院にはさまざまな病院に通ってもからだの不調が良くならず悩んでいた方が、最後の砦として来院されることがほとんど。もちろん噛み合わせがからだの不調全ての原因ではありませんが、少なからず影響していることが多いのです。
歯科医師として歯の治療に携わるだけでなく、患者さんのからだ全体の健康を考えたい。このような思いから、東洋医学・カイロプラクティクス・ホメオパシーもなども勉強し、治療に取り入れています。
これまで、大和大学の堀江先生、食育の島田彰夫先生、O-リングテストの藤井佳朗先生、JSC療法の山田唯勝先生、ホメオパシーの由井寅子先生から多くの知識を教えていただきました。当院の治療のノウハウはこうした先生方の知恵を自分なりに組み立て、独自のやり方として確立させたものです。さらに、当院の治療方法を他のドクターにも知って頂きたいと思い、元東京歯科研究会の金子暁会長と共に定期セミナーも開催しています。
当院では噛み合わせの治療だけでなく、食事やマッサージ指導など、あらゆる方法で患者さんの不調を改善するサポートを行っています。ぜひ、お気軽にご相談いただければ幸いです。
院長 伊禮 祐子(いれい ゆうこ)
院長略歴
1979年 | 東京歯科大学卒業 |
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1979~81年 | 東京医科歯科大学歯学部高齢者歯科学教室 |
1998年 | 昭和大学歯学部口腔衛生学教室(摂食機能療法) |
2002年 | グリーン歯科医院 (東京歯科研究会臨床研究所)開業 |
- 英国HMA 日本JPHMA 認定ホメオパス
- Zenメソッド資格認定
- 日本ホメオパシー医学協会提携クリニック
- スリーインワンコンセプツ公認コンサルタントファシリテーター
- シータヒーリングインストラクター
- ヘルスカウンセリング学会認定グループカウンセラー
- 東京都介護支援専門員(ケアマネージャー)
- マーサズボディーフォーメーション認定セラピスト
- 大和医学継承医
院長インタビュー
この場所で開業した理由は?
私の専門は噛み合わせ治療なので、患者さんだけでなく私自身も落ち着いて治療に取り組める場所としてこの西片を選びました。この辺りは明治時代には「学者町」とも呼ばれていたそうですね。今でも大きな家や大正風の洋館が立ち並んでおり、風情があって私自身安心できる場所のため、患者さんも私も落ち着いて治療に臨めるのではないでしょうか。
1日3人限定の理由は?
からだの不調を訴えているのに、どこの病院に行っても原因がわからず悩んでいる。そうした患者さんが大勢来院されるのが当院です。どこにいっても原因不明と言われとても不安な気持ちだと思います。まずは患者さんの心配を理解する事が第一ですね。そのために当院では受け入れ人数を1日3人までと限定し、作業時間だけでなく、コミュニケーションの時間もしっかりと確保するようにしています。
治療で心がけていることは何ですか?
歯科医院によっては、噛み合わせを調整する場合でも、はじめに全部のかぶせものを変える治療をしてから微調整していくという場合が多いです。でも当院のやり方は、調整のシミュレーションや夜用の噛みしめ防止装置で少しずつ様子を見ながら治療を進めていくという方法です。歯は一度削ってしまうと元に戻せない。ほんの少しの削り過ぎが体調不良に繋がることもあるのです。少し調整してから実際に生活してもらい、また気づいた部分を調整していくことによって、患者さんにも「自分にピッタリの噛み合わせ」が分かるような治療を心がけています。