東京歯科研究会とは
噛み合わせは口の中だけの問題ではなく、心とからだの健康にも大きく影響しています。ですから、すべての歯科医師は虫歯の治療や失われた歯の修復だけを考えるのではなく、噛み合わせを考えた治療をすべき。こうした考えのもと、歯科医師や、歯科医療従事者を対象にしたセミナーを数年前まで開催していました。
東京歯科研究会HP:http://square.umin.ac.jp/shikaken/
旧東京歯科研究会 金子会長の言葉
当院(東京歯科研究会臨床研究所グリーン歯科医院)は、虫歯や歯周病を治療するだけでなく、歯と心やからだの健康といった問題を患者さんと一緒になって治療してゆくカウンセリング医療を行っています。
産まれたときに頭蓋骨にゆがみが少なかった人は、生涯にわたって虫歯や歯周病になりにくいと言われています。日本でも昔は、産婆さんが産まれたばかりの赤ちゃんの頭を丸めたり、小豆の枕を使用したりなどして頭の形を気にしていましたが、それは歯の健康にとっても良い習慣だったのかもしれません。現代のアメリカでもオステオパシー医は、赤ちゃんの頭の骨の調整をするそうです。
しかし出産が難産となる場合もあり、帝王切開もリスクが伴います。ですから赤ちゃんの歯の健康を考えると、お母さんのからだの歪みを調整することから始める必要があるのではないでしょうか。
歯は食事をするだけでなく、からだを支えるためにあります。歯に問題があると
- 寝たきりまたは近所に出るだけになる
- 高血圧
- リウマチ
- 耳の病気(コステン症候群)
- 無呼吸症候群
- 悪い姿勢
- 内臓疾患
といった、様々な不調を引き起こすのです。
このように歯がからだの不調を引き起こすにもかかわらず、現代の医療はそれぞれが専門分野だけを診療するため、内蔵疾患等の大きな問題を起こしかねない咬み合わせの狂いを初期の段階で発見する事ができないのが現状です。当院では、「噛み合わせの治療をしたら、からだの調子が良くなった」と言ってもらえる歯科治療を目指しています。
大和医学研究会
「大和医学」とは、戦国時代の戦いで勝つためには健康であることが重要だった頃、それを保つ秘訣が門外不出の医学として口伝で伝えられて来た伝承療法です。色彩療法や食事療法、四柱推命に似た名数奇と言われる相性や相手に対する対処法なども特徴としています。この大和医学は、新田義貞の子孫を入れる日本医科大学出身の堀江左京源義糾先生の家に代々受け継がれているものでしたが、堀江先生は(元々日赤病院で婦人科系の癌の治療にあたり、手術で切っても切っても治らない西洋医学に絶望し、代々継承していた大和医学に希望をつなぎ、その大和医学を広めるため、自ら「大和医学研究会」を主催していましたが、平成16年7月に亡くなられてしまいました。その後、先生の弟子である当院院長と元東京歯科研究会会長「金子暁」先生によって、活動が再開されました。
「病に効く特効薬はなく、病を治す医家はいない。」
この大和医学の考え方は、人の自己治癒力を高めることによって、病気に向かっていくものです。そのためには食事と「歯の健康」は欠かせないとの事でした。多くの医師にこの考えを広めていくにあたり、堀江先生の原著「大和醫学(やまといがく)」の発刊や、その本に基づく歯科治療をグリーン歯科医院では目指しております。